現在のプランを確認
Suite すべてのプラン
Support Enterprise

Zendeskのすべてのトリガは、条件とアクションという同じ構造に基づいています。利用できる条件とアクションの種類は、トリガのタイプによって異なります。オブジェクトトリガの場合は、カスタムオブジェクト自体によっても異なります。この記事では、オブジェクトトリガの作成時に使用できるさまざまな条件とアクションについて説明します。

この記事では、次のトピックについて説明します。
  • オブジェクトトリガの条件文を作成する
  • オブジェクトトリガのアクション文を作成する
関連記事
  • オブジェクトトリガについて
  • オブジェクトトリガの削除
  • オブジェクトトリガの管理

オブジェクトトリガの条件文を作成する

条件文は、基本的に、指定された条件が満たされているかどうかを判断するために評価される「if」文です。トリガでは、「すべて」と「いずれか」の2つの条件セットを定義することができます。「以下の条件をすべて満たす」の下に条件が指定されている場合、カスタムオブジェクトレコードが一致すると見なされるには、これらの条件をすべて満たす必要があります。または、「以下のいずれかの条件を満たす」で指定された条件の少なくとも1つを満たす場合、カスタムオブジェクトレコードは一致すると見なされます。

条件文は、カテゴリ、演算子、および値で構成されます。チケットなどの標準オブジェクトに基づくトリガでは、プリセットされた条件のリストが提供されます。カスタムオブジェクトのプロパティはすべてカスタムフィールドで設定されるため、カスタムオブジェクトではそのようなリストは利用できません。代わりに、カスタムフィールドのタイプごとに、プリセットされた演算子のリストを利用できます。カスタムオブジェクトのフィールドに基づく条件に加え、「現在のユーザー」の条件と「更新」の条件が使用できます。

以下に条件の種類を示します。

フィールドタイプ 演算子 値
オブジェクト(オブジェクトに定義されたフィールドによって使用可能なオプションが異なる)
オブジェクト:チェックボックス = TrueまたはFalseを選択
オブジェクト:現在のユーザー =、≠ エージェントロールおよびユーザーから選択
オブジェクト:日付 =、≠、あり、なし、以前、次の日以前、以降、次の日以降 日付を選択
過去X日以内、今後X日以内 整数を入力
オブジェクト:小数 =、≠、あり、なし、次より小さい、次より小さいか等しい、次より大きい、次より大きいか等しい 任意の小数値を入力
オブジェクト:ドロップダウン =、≠、あり、なし フィールドのオプションから選択
オブジェクト:整数 =、≠、あり、なし、次より小さい、次より小さいか等しい、次より大きい、次より大きいか等しい 整数を入力
オブジェクト:複数行 =、≠、あり、なし、次を含む、次を含まない、文字列を含む、文字列を含まない 任意の文字列値を入力
オブジェクト:数値 =、≠、あり、なし、次より小さい、次より大きい、次より小さいか等しい、次より大きいか等しい 数値を入力
オブジェクト:正規表現 =、≠、あり、なし、次を含む、次を含まない、文字列を含む、文字列を含まない 任意の値を入力
オブジェクト:テキスト =、≠、あり、なし、次を含む、次を含まない、文字列を含む、文字列を含まない 任意の文字列値を入力
オブジェクト:更新 = 指定したカスタムオブジェクトに対してレコードが作成または更新
ルックアップリレーションシップ
ルックアップリレーションシップ =、≠、あり、なし そのターゲットオブジェクトのレコードから選択。プレースホルダを使って関連レコードのフィールドを参照することもできる

オブジェクトトリガのアクション文を作成する

アクション文では、条件文が真である場合、トリガを起動して実行する操作を定義します。基本的に、これらは「then」文です。条件が真であれば(If)、これらのアクションを実行します(then)。条件と同様に、利用可能なアクションは、カスタムオブジェクトのフィールドに基づいて決定されます。ただし、プリセットの通知アクションもあります。

次のアクションがサポートされます。

フィールドタイプ アクション
オブジェクト(オブジェクトに定義されたフィールドによって使用可能なオプションが異なる)
オブジェクト:チェックボックス TrueまたはFalse
オブジェクト:日付 日付を設定
オブジェクト:小数 小数値を指定
オブジェクト:ドロップダウン フィールドのいずれかのオプションを選択
オブジェクト:整数 整数値を指定
オブジェクト:複数行 文字列値を設定
オブジェクト:数値 数値を設定
オブジェクト:正規表現 値を設定
オブジェクト:テキスト 文字列値を設定
ルックアップリレーションシップ
ルックアップリレーションシップ 関連オブジェクトを選択し、関連オブジェクトのレコードに対するアクションを指定
その他  
通知方法:アクティブなWebhook 通知を行うようにアクティブなWebhookを設定します。Webhookの使用について詳しくは、「Webhookの作成」を参照してください。

トリガアクションの編集時に通知先を変更すると、本文のテキストがリセットされます。

通知方法:グループメール オブジェクトがチケットに関連している場合、通知するグループを選択します。

トリガアクションの編集時に通知先を変更すると、本文のテキストがリセットされます。

通知方法:グループにメッセージを送信 Zendesk Textを使用している場合、トリガ条件が満たされたときにユーザーのグループに送信されるテキストを構成できます。詳しくは「トリガでText通知を使用する方法」を参照してください。
通知方法:ユーザーにメッセージを送信 Zendesk Textを使用している場合、トリガ条件が満たされたときにユーザーに送信されるテキストを構成できます。詳しくは「トリガでText通知を使用する方法」を参照してください。
通知方法:ユーザーのメールアドレス 通知するオブジェクトまたは関連オブジェクトに関連するユーザーを選択します。メールが送られるユーザーには、次のいずれかを設定することができます。
  • (現在のユーザー):レコードを最後に更新したユーザー
  • (すべての無制限エージェント):オブジェクトへのアクセスに制限のないすべてのエージェントを含む
  • エンドユーザー:通知したいエージェントの実際の登録名

メールユーザーのアクションの追加により、メールの件名と本文のテキストを入力できます。本文のテキストは、HTMLまたはプレースホルダを使用して書式設定できます。プレースホルダの書式設定について詳しくは、「プレースホルダの使い方」を参照してください。

トリガまたは自動化の編集時に通知先を変更すると、本文のテキストがリセットされます。

Powered by Zendesk
OSZAR »